悩み。


自分と同年代の人がやってる仕事ってのは
ある程度狭い範囲の仕事なので、
少々失敗しても、手戻りにかかる時間と労力は
そんなにたいした規模ではない。
だからかも知れないが、
その失敗で影響を自分が受けようとも
嫌とも思わないし、手伝ってなんとかしよう、という気持ちにもなる。


これとは逆に30代以降の方々がやってる仕事というのは
俺たち若手と違って大きな範囲の仕事を受け持つ。
具体的には要求定義とか画面の仕様策定。
この上流で失敗されると
手戻りにかかる時間と労力はハンパではなくて、
それこそ俺たち若手など実務作業者に
10時、12時帰宅を要する程のものとなる。
そのため、失敗で自分に影響がおきると
かなり嫌な気分にさせられる。


だからこそ、上流で手戻らないよう、見えていないところなどない、となるよう、
気づいた時点で即指摘するべきだと思うし、
実践しているつもりなのだが、これがまた
人間関係がからんで来て非常にメンドくさい。


「しょうがない」でこっちの理想を握りつぶし、
実際に上に働きかけない、という考えは
そのときそのときはチームに対する優しさなのかもしれないが、
結局のところ、体質は何一つ改善していないので、
何回も同じことの繰り返しとなる。


それで自分の若いころは、昔は
何日も徹夜で作業をやった、とか聞かされると
うっとおしくてしょうがない。
それはつまり、「ボク達バカだから力技で乗り切りました。」
と言っているようなものだと思う。


あー。うざい。